職員組合は2021年5月28日付けで、表題の通り、新型コロナウイル
ス感染症の拡大防止措置を直ちに強化することを求める要求書を総長
宛てに送付しました。
★210528新型コロナウイルス感染症の拡大防止措置を直ちに強化する
ことを求める.pdf
(下記、要求書のテキストです。)
京都大学における新型コロナウイルス感染症の拡大防止措置を
直ちに強化することを求めます
京都府・大阪府・兵庫県を対象に発出されていた緊急事態宣言が、今晩
にも6月20日まで延長される見通しです。延長されれば、大学の講義もオ
ンラインを基本とする体制が継続されることになります。一方で、学生の
対面授業再開に対する要望は高まっています。同時に、大学構内での感染
を心配する声も少なからずあります。このような全く予断を許さない状況
に対応するためには、まずもって速やかに大学内での感染予防体制の強化
を行うことが求められます。このことは、今後、緊急事態宣言が解除され
ることになっても、ワクチン接種が進まない中では不可欠であることには
かわりありません。大学の構成員である教職員や学生の命と健康を著しく
危険にさらすことがないよう、直ちに下記の感染拡大防止措置を講じるこ
とを求めます。
1.教職員の業務を可能な限り在宅ワーク・リモートワークに切り替える
ことを通知すること。
2.不顕性の感染者を早期に発見して適切な感染予防措置をすること必要
であり、学生や教職員がPCR検査等を受けられるよう、学内に検査会
場を設置することや検査費用の補助などを行うこと。とりわけ、寮居
住者や実験・フィールドワークなどで生活を共にする時間が長くなら
ざるを得ない学生・教職員については、特段の措置を講ずること。
3.感染者が増加し保健所が忙殺されると濃厚接触者の取りこぼしが生じ
やすくなり、学内者が感染者と接触していても濃厚接 触者と認定
されないことも起こり得る。保健所が濃厚接触者と認定しなかった感
染者と接触のある学生・教職員についても、大学として補完的な検査
を実施すること。
以上