研究紹介ミニ講義について

 研究紹介ミニ講義は、京都大学で営まれている研究の一端を紹介するものです。このとりくみを通じて、学外の方には大学における教育・研究・医療へのご理解を深めていただくこと、学内においては教職員の相互理解に資するべく、2011年の夏から実施しています。

 概ね月1回、昼休み時間に京都大学職員組合に加入する教員を中心に、講義形式で研究の紹介をしています。また、講義収録映像はYouTubeでも公開していますので、会場での聴講ができなくても、後日お好きな時間にご視聴いただけます。なお、講義後の質疑応答は収録いたしておりませんので、ご了承ください。

 最新の講義は、このページの埋め込み映像でご覧いただけます。最新講義以外の収録講義は、YouTubeの映像再生ページへのURLで表示しています。
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Mini Lecture Archives

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2017/04/10

「送舊迎新、送朴迎新」の講義映像を掲載しました|南京兌 氏(法学部支部)2017.03.15,27)

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日 時:2017年3月15日(水)昼、27日(月)昼 の2回講義

講義題:「送舊迎新、送朴迎新」(韓国大統領の弾劾の話題)

講 師: 南 京兌 氏 准教授(法学部支部|法学研究科 [行政学・公共政策])

会 場: 組合事務所 会議室

配布資料:

収録映像:講師の希望により、組合員限定公開となります。

講義概要:朴大統領の弾劾訴追の理由を以下の五つに整理する。
     (1)崔順実(チェ・スンシル)など私的組織による国政壟断(ろうだん)に
     よる国民主権主義と法治主義違反 (2)大統領の権限濫用 (3)言論の自由
     侵害 (4)生命権保護義務違反 (5)収賄(しゅわい)など刑事法違反。
     上記の理由を説明しながら、朴槿恵大統領の弾劾の政治過程を、国会の
     弾劾過程と憲法最判所の弾劾過程に分けて、講義する。

講師略歴:南 京兌(なむ・きょんて)
     現職:京都大学大学院法学研究科准教授
     専攻:行政学・公共政策

講師業績:南京兌、2009、『民営化の取引費用政治学―日本・英国・ドイツ・
     韓国
     4ヶ国における鉄道民営化の比較研究―』、慈学社。
     南京兌、2014、『地方分権の取引費用政治学:大統領制の政治と
     行政』、木鐸社。
     南京兌・Eom, Seok-Jin共著、2015、『日本の国家機構の変化と連
     続性』、ソウル大学出版文化院、(韓国語)。
     南京兌・秋月謙吾共編著、2016、『地方分権の国際比較:その原
     因と中央地方間の権力変化』、慈学社。
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