研究紹介ミニ講義について

 研究紹介ミニ講義は、京都大学で営まれている研究の一端を紹介するものです。このとりくみを通じて、学外の方には大学における教育・研究・医療へのご理解を深めていただくこと、学内においては教職員の相互理解に資するべく、2011年の夏から実施しています。

 概ね月1回、昼休み時間に京都大学職員組合に加入する教員を中心に、講義形式で研究の紹介をしています。また、講義収録映像はYouTubeでも公開していますので、会場での聴講ができなくても、後日お好きな時間にご視聴いただけます。なお、講義後の質疑応答は収録いたしておりませんので、ご了承ください。

 最新の講義は、このページの埋め込み映像でご覧いただけます。最新講義以外の収録講義は、YouTubeの映像再生ページへのURLで表示しています。
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2012/08/30

「金相学と磁性・超伝導」

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講 師:吉村 一良 氏 (京都大学理学研究科 教授)

収録映像:http://youtu.be/nwiqjmCo1HA

資  料:講義に使用したスライド(PDF)

講義概要: ここ数十年の間に多くの科学技術がわれわれの予想を遥かに超えて進歩し
     ている。それを支えているのは新規な物質(Material)の開発であり物質化
     学(Material Chemistry)の研究なくして現代のような科学技術の発展はあり
     えない。金相学研究室では、金属元素を含む無機化合物を対象とし、化学
     的な見地から、高温超伝導など新たな量子現象を示す新物質を探索・開発
     することを目標にしている。特に21世紀の材料をになうと期待される強い
     電子相関をもった系を中心に研究を行っている。今回はミニ講義として、
     超伝導研究についてなるべくわかり易く紹介したい。

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