講 師:大西 広 氏(経済学研究科 教授)
収録映像:http://youtu.be/tjwi3SQjdeY
資 料:講義に使用した資料(PDF)講義概要: 中越摩擦、中韓摩擦などが続いており、中国の軍拡への脅威論もある。
これに対し、平和を求める日本の我々は批判しなければならない。 また、
中国国内の汚職や民族問題をも批判すべきである。
日本は過去において中国に侵略をした歴史を持ち、その責任をまだまっと
うできていないために「中国批判」に躊躇する人々もいるが、「真の友人」
たらんとすれば批判すべきを批判しなければならない。ただ、批判した後
で、それでは日本の軍拡、日本の基地、日本の汚職、 日本の民族問題にも
目を向けた方がよい。それで初めて日本も中国もよいものにすることがで
きる。 こうした視角からいくつかの問題を論じてみたい。
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講師プロフィール:大西 広 氏 1956年京都府生まれ、1991年より京都大学経済学部在職、今年4月から慶応義塾大学経済学部教授。2003-4年度京大職組中央執行委員長、2005-7年度全大教中央執行委員長。日中友好協会本部常任理事、同京都府連合会副会長を歴任。
主著 『資本主義以前の「社会主義」と資本主義後の社会主義−−工業社会の成立とその終焉』(大月書店1992.2)/『環太平洋諸国の興亡と相互依存−−京大環太平洋モデルの構造とシミュレーション』(京都大学学術出版会1998.4)/中国関係でも『中国はいま何を考えているか』(大月書店2005.12)/『チベット問題とは何か-“現場”からの中国少数民族問題』(かもがわ出版 2008.6)/『現場からの中国論-社会主義に向かう資本主義』(大月書店 2009.7)
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