講 師:稲森公嘉 氏 (京都大学法学研究科 准教授/2012年7月より同教授)
収録映像:http://youtu.be/fw8tj1Wph8g
資 料:講義に使用したスライド(PDF) ※映像では文字が見えにくい部分がありますので、補助的にご利用ください。
講義概要: 生活保護受給者数が急増し、終戦直後を上回る過去最高の数字を記録し続
ける中、さまざまな形で生活保護制度のありようが問われている。ただ、昨
今の生活保護をめぐる巷間の議論には、事実の誤認や現行法の不正確な理解
に基づくと思われるものも少なくない。ややもすると感情的・感覚的な議論
に傾きがちなテーマだけに、歴史・実態・法制度を踏まえた冷静な議論が必
要である。このミニ講義を通して、誤解の一部を解くとともに、真に取り組
むべき課題は何なのかを問いかけたい。
講師プロフィール:稲森公嘉 氏
1974年静岡市生まれ。1997年京都大学法学部卒業、同大学院法学研究科修士課程、博士後期課程、助手を経て、2002年より同助教授、2007年より同准教授。2006年から2008年までパリ第2大学客員研究員。専門は社会保障法。執筆参加した近年の著作として、西村健一郎・品田充儀編著『よくわかる社会福祉と法』(ミネルヴァ書房、2009年)、菊池馨実編『社会保険の法原理』(法律文化社、2012年)などがある。
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