研究紹介ミニ講義について

 研究紹介ミニ講義は、京都大学で営まれている研究の一端を紹介するものです。このとりくみを通じて、学外の方には大学における教育・研究・医療へのご理解を深めていただくこと、学内においては教職員の相互理解に資するべく、2011年の夏から実施しています。

 概ね月1回、昼休み時間に京都大学職員組合に加入する教員を中心に、講義形式で研究の紹介をしています。また、講義収録映像はYouTubeでも公開していますので、会場での聴講ができなくても、後日お好きな時間にご視聴いただけます。なお、講義後の質疑応答は収録いたしておりませんので、ご了承ください。

 最新の講義は、このページの埋め込み映像でご覧いただけます。最新講義以外の収録講義は、YouTubeの映像再生ページへのURLで表示しています。
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2012/06/21

「生活保護を考える」

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講  師:稲森公嘉 氏 (京都大学法学研究科 准教授/2012年7月より同教授)

収録映像:http://youtu.be/fw8tj1Wph8g

資  料:
講義に使用したスライド(PDF)
     ※映像では文字が見えにくい部分がありますので、補助的にご利用ください。

講義概要: 生活保護受給者数が急増し、終戦直後を上回る過去最高の数字を記録し続
     ける中、さまざまな形で生活保護制度のありようが問われている。ただ、昨
     今の生活保護をめぐる巷間の議論には、事実の誤認や現行法の不正確な理解
     に基づくと思われるものも少なくない。ややもすると感情的・感覚的な議論
     に傾きがちなテーマだけに、歴史・実態・法制度を踏まえた冷静な議論が必
     要である。このミニ講義を通して、誤解の一部を解くとともに、真に取り組
     むべき課題は何なのかを問いかけたい。



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