研究紹介ミニ講義について

 研究紹介ミニ講義は、京都大学で営まれている研究の一端を紹介するものです。このとりくみを通じて、学外の方には大学における教育・研究・医療へのご理解を深めていただくこと、学内においては教職員の相互理解に資するべく、2011年の夏から実施しています。

 概ね月1回、昼休み時間に京都大学職員組合に加入する教員を中心に、講義形式で研究の紹介をしています。また、講義収録映像はYouTubeでも公開していますので、会場での聴講ができなくても、後日お好きな時間にご視聴いただけます。なお、講義後の質疑応答は収録いたしておりませんので、ご了承ください。

 最新の講義は、このページの埋め込み映像でご覧いただけます。最新講義以外の収録講義は、YouTubeの映像再生ページへのURLで表示しています。
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2013/11/26

「東アジアとキリスト教研究(1)ーー平和・ナショナリズム」

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日 時:2013年11月26日(火)昼休み

講義題:「東アジアとキリスト教研究(1) ——平和・ナショナリズム」

講 師: 芦名 定道 氏(京都大学文学研究科 教授/文学部支部)

収録映像:http://youtu.be/JF1Y2ej7t_Q (YouTube)

講義資料:東アジアとキリスト教研究.pdf

 講義概要: 東アジアは、およそ200年前から150年前ほどに、近代西洋列強の
      世界政策と並行する形で、キリスト教と再度遭遇することになりまし
      た。到来の当初、キリスト教は、中国、朝鮮半島、日本において類似
      の状況からスタートしましたが、現在、その実態はきわめて対照的な
      状況にあります。これは東アジアという地域に属する諸国家の近代化
      の歴史の相違を反映していると考えられます。
       東アジアのキリスト教は、これまでも、それぞれの特殊な歴史的文
      脈を超えた多面的な相互交流を行ってきましたが、1980年代頃から、
      キリスト教研究のレベルでも、さまざまな交流が活発化してきており、
      すでに一定の成果を生み出しています。
       今回のミニ講義では、こうした交流の一端を紹介したいと思います。
      取りあげるテーマは、次の二つです。キリスト教と平和、キリスト教
      とナショナリズム。
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