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2021/01/08

1/25(月)12:10- 「日本学術会議問題と大学--軍事研究・自治・組合--」

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 菅首相により日本学術会議会の会員任命を拒否された6名のうちの1人である、京大 芦名教授が、沈黙を破ってついに登場。

※決して沈黙されていたわけではないのですが、他の5人の方に比べて控えめな露出でしたので、キャッチコピーとして上記のような表現をいたしております。

YouTube Liveにてどなたでもご覧になれます。
https://youtu.be/54Ndfwdjo7Y

 1/25(月)のお昼休みにミニ講義を実施します。
 芦名 定道 氏に「日本学術会議問題と大学--軍事研究・自治・組合-
-」というタイトルでお話しをしていただきます。

 ミニ講義は、お昼休みに気軽に京大の先生方の専門分野のお話しを聴
こうという企画です。
 当面の企画は新型コロナウイルスの状況を考慮し、YouTube Liveによる
オンライン
講義方式を採用いたします。視聴URLは下記の通りです。




 これまでのミニ講義収録映像は、下記URLにて視聴することができます。

           http://www.kyodai-union.gr.jp/mlec

………………………………………………………………………………

           昼休みミニ講義(第68回)

 日 時:2021年1月25日(月)12:05~12:50 (講義時間12:10~12:45)

 会 場:組合事務所 会議室

 演 題:「日本学術会議問題と大学--軍事研究・自治・組合--」

 講 師:芦名 定道 氏(文学部支部|文学研究科 キリスト教学)

 講義概要:日本学術会議第25期の会員候補のうち、6名が菅総理によ
      って任命拒否された問題(日本学術会議問題)について、
      その当事者の一人として、現在までの経過を振り返り、
      この問題について理解を深めてみたいと思います。
       特に注目したいのは、日本学術会議問題の歴史的経過を
      遡って考えれば、今回の問題の核心は、任命拒否された6
      名のそれぞれの個人的な事柄にあるというよりも、日本学
      術会議自体のあり方にあったと推測されます。つまり、政
      府の立場から問題視されたのは、日本学術会議が一貫して、
      軍事研究に批判的な立場を表明してきたことにあった思わ
      れます(内閣府などから説明がなされたわけではなく、あ
      くまで推測ですが)。
       今回のミニ講義では、この日本学術会議問題の発生に対
      する各界からの反応をついて、確認した上で、そこから、
      現代の日本の大学が直面している問題状況(1990年代以降
      の大学設置基準の大綱化、大学院重点化、国立大学法人化
       → 国立大学の場合の運営費交付金と中間計画の仕組み)
      へとさらに分析を進めたいと思います。この問題は、大学
      における研究のあり方、また大学自治にも関連しており、
      こうした議論を通して、今回の日本学術会議問題が大学に
      とって何を意味しているのかが、より明確になるだろう。
       そして、ミニ講義では、以上の議論と京都大学における
      職員組合のあり方にも言及したいと考えています。

 講師略歴:芦名 定道(あしな・さだみち)
      1956年、山形県新庄市生まれ。1980年京都大学理学部卒業、
      1982年同文学部哲学科(キリスト教学専修)卒業、1988年
      10月大阪市立大学文学部講師(宗教学)、1992年助教授。
      1994年「P.ティリッヒの宗教思想研究」で京都大学博
      士(文学)。
      1995年京大文学部助教授(キリスト教学)、2007年文学研
      究科准教授、2008年教授。
      主な著書
      「ティリッヒと現代宗教論 」(北樹出版、1994年)
      「自然神学再考 近代世界とキリスト教 」(晃洋書房、2007
       年)
         「東アジア・キリスト教研究とその射程 無教会キリスト教
       を中心に」(三恵社、2019年)
         「現代神学の冒険 新しい海図を求めて」(新教出版社、20
       20年)など。




      

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